某T理時報に記事を書いたら跡形もなく整えてもらった話
昨年のことですが、T理時報からなぜか記事を書けというお声をいただきまして、某コーナーに記事を書かせてもらいました。
好きに書いて良いというので好きに書いたところ、ものの見事に跡形もなくなりましたので、元の記事をここに記録しておきたいと思います。
==以下元ネタ==
2018年12月【教会たよりより】
10月に、会長就任5年を迎え、12月1日は就任奉告祭から5年となりました。
長いようであっという間の5年間に思えます。皆様のおかげで無事に奉告祭を勤められましたこと、改めてお礼申し上げるとともに、日日のご尽力に深くお礼申し上げます。
11月は、当教会の秋季大祭、群馬教区の「若人の集い」、「山名教会長夫妻講習会」、山名「40代50代のよふぼく研修会」と、慌ただしく過ごしておりました。
群馬教区の集いでは、少年会の立場で託児の世話取りをし、20、30代の若い人たちの「ふれあい語り合う場」づくりをさせてもらいました。同じ地域の近い年代の信仰者が集い、楽しいひとときとなりました。
山名のようぼく研修会はおぢば、山名詰所で一泊二日で開催されました。40、50代という、中堅であり次代を育成する世代約60名の参加者があり、班付世話係として二日間務めてきました。
非常に密度の濃い、ある意味重い内容の良い研修会になったのも、班員の皆さんの素直な心のおかげだと思います。
その、山名ようぼく研修会では、ある女性がお子さんのご身上について打ち明けてくださり、班員のみなさんもそれぞれの立場で聞き、そして寄り添ってくださいました。
普段なかなか話すことのできないことを、ゆっくりと話してくださっただけでも、とてもありがたいことと思います。
その女性は今回小さいお子さんを連れ、託児に預けての受講でした。
今回の託児は、受講生のためにと食事も託児係で世話取りをしてくれ、朝も子供を寝かせたまま朝づとめに出かけて良い(朝づとめ後の記念撮影に間に合うよう起こして連れてきてくれる)という、徹底したものでした。おかげで、受講生は皆、研修会に集中できました。
2日間。24時間に渡り子どもたちを世話取りすることがどれだけ大変なことか、教区で半日預かっただけでもヘトヘトだった私には想像もできません。
表立った活躍をされるわけではない託児係の皆さんですが、間違いなく今回の研修の一番の立役者であったと思います。
目に見えない働きにこそ、感謝とお労いをさせていただかなければならないな、と改めて学ばせていただきました。
2018年11月【教会たよりより】
十月は大教会として仕切丹精月とお定めいただき、時を仕切っての御供をお願いいたしました。皆様からの御供は、上級を通じて大教会へお届けいたしました。
誠にありがとうございます。
九月末の台風で、大教会の神殿屋根にも被害があったようですが、大きな混乱もなくありがたく思います。
【おぢばがえり】
お道の信仰者の行動の原点はおぢばがえりにあると思っています。お礼がしたい、お願いがしたい、身上や事情に悩む時、まずおぢばに帰れるだろうか、と思い浮かべます。
しかし現実には、なかなかおぢばがえりができないので、おぢばがえりをする時間や身体のはたらきを、それぞれの教会への参拝、ひのきしんに御供させていただいたり、それも難しいときには、その間働かせてもらって得たものを、神様に御供させていただいたりするのです。
まずおぢばがえりを想定し、難しいときにはそれに代わって、ひのきしんや物による御供をさせていただくことが、順序だと思います。第一にまず、おぢばなのです。
【定めと真実】
世の中の決まりを決める政治は、第一に予算を組むことと言っても良いと思います。優先順位を決め、配分することも、大きな決定事項でしょう。
家庭内においても同じで、一定の収入から、優先順位で支出を決めていきます。
その時にまず、神様への御供を、定めた分をお初にとらせていただき、それから家族に使わせていただくことも、信仰の姿だと思います。
家族に配分して残ったら神様に御供しよう、ではなく、まず神様に、定めた分を御供させていただきます。
苦しい事情の中でも、定めて通る中に、必要な分はお与えくださる神様のありがたいご守護に、必ずお連れ通りいただけるものと思います。
ある先生が、「真実は長い間通ってお受け取りいただくものだが、今、まさにすぐにお届けできる真実となると、物や金銭の御供と言ってよいと思う」とお聞かせくださいました。御供は、まさに真実を、神様にお届けするものなのです。
2018年10月【教会たよりから】
9月においがけデーに合わせてポケットティッシュを導入しました。本部発行のリーフレットがちょうど入るので、二つ折りで折り込みました。
お配りするにもポスティングにも、渡しやすくなると思います。
またこれからの花粉の季節、周りの方にどんどんお配りください。
【9月月次祭より】
おつとめ奉仕、お参拝の人数も少ない月次祭になってしまいましたが、だからこそ「教会に行って良かった」と思ってもらえるよう、一生懸命お話させていただきます。
せっかくの月次祭ですから、「幸せのヒント」を神様のお話からお伝えしたいと思います。
今月はくせしょうぶんから、幸せのヒントを考えます。
人の嫌なところというのは、よく見えてしまうのですが、それは「目につく」のであって、見ていないのに見えてしまうのではないでしょうか。
目は、自然にあふれる神様のご守護や、相手の良いところを見るための道具として、神様がお付けくださいました。それなのに相手の嫌なところが「目につく」のはなぜかと言えば、自分も同じようなところを持っているから必死に目を背けるのです。自分の嫌なところだから見たくない。けど見えてくる「目につく」。
これが、自分のくせしょうぶんかなと思います。
ですから
相手の嫌なところは見ないよう、良いところをたくさん見えるようになれば、それはすなわち自分の良いところとして、成長していけることと思います。
この人嫌だなと思ってしまうことはありますが、それは自分の姿でもあると反省して通るところに、自分も相手も幸せになれるのだと思います。
2018年9月【教会たよりより】
猛暑、酷暑であった夏も一段落したように思いますが、まだまだ暑い日が続きます。また夏の疲れは身体に残っていますので、どうぞ今しばらくお互い気をつけましょう。
9月はにおいがけ強調の月となっています。特に28、29、30日の3日間を「全教一斉においがけデー」としてつとめられます。それぞれのご都合の中で、教祖にお喜びいただきたいと存じます。
においがけ「活動」には戸別訪問、ポスティング、路傍講演、神名流しなどがあります。教会にリーフレットもありますので必要に応じてお使いください。
また日日には、「布教」ばかりがにおいがけではないと思います。
教祖の御教え、お道の精神での行いや言葉は、そのままにおいがけになります。
難しく考えず、教えに素直になってみることが、なによりのにおいがけではないかと思うのです。
においがけと構えると、「天理教では」とか「神様は」とか、話す方も聞く方も特別なことのようになりがちですが、「人間の産まれた意味は」「生きる目的は」「死ぬということは」「人間の身体のパーツ(道具)の正しい使い方は」など、日常で話題に上りやすい事柄に対し、「私は(教祖が仰ったから)こう思う」と親しく話をするだけでも、じゅうぶんなにおいがけになると思います。
先人先生方は理論も組織もない中で神様の教えを広められました。それは「教祖がこう言った」「先生がこう言っていた」それを確かな根拠として、ひたむきに愚直にお通りになった姿だと思います。
ひとことはなし。
これこそがにおいがけになります。
支部では9/29(土)午前中に全体活動を行います。是非奮ってご参加くださいませ。
2018年8月【教会のたよりより】
噴火、地震、豪雨、台風、そして酷暑。身を守る行動を心がけましょう。我が身を、人様を大切に通らせていただきたく存じます。「暑さから避難する」ということもとても大切なことと感じます。
JK隊という隊名が一部をざわつかせましたが、問題なく無事に終了しました。
7月26日から28日、2泊3日の日程で、少年会員6名、育成会員10名でした。
今年はプログラムをかなり変更し、はじめてや久しぶりの行事をたくさん取り入れました。
土持ちひのきしんはこどもおぢばがえりの原点であり、おやさとふしん「ひのきしん」を体現できます。おつとめまなび教室で「おぢばでおつとめをまなぶ」体験をしました。また回廊ひのきしんで心を磨く経験と、おぢばの神殿がいつでもピカピカであることを身をもって知ることができました。
子ども達は、今は神仏を必要としないかもしれませんが、将来的にそれを求める時に、幼いころの経験が光となることと信じます。
【7月月次祭より】
近畿地震、豪雨などで災救隊が出動します。災救隊は自己完結ボランティア組織として長年の経験、訓練、そして信頼から各自治体に大変頼りにされる存在です。
災害に際して、天罰だ、神の怒りだという論調を散見しますが、私は、どのような中にも神様は最後まで子供かわいい一心でお守りくださっていると信じます。
このような時こそ神様のご守護「十全の守護」に感謝したいものです。
火水風、これで3つ。ぬくみ(太陽)、うるおい(水)、息言葉(空気)です。
つっぱりつなぎで2つ。骨(つっぱり)、皮(つなぎ)。
飲み食い出入り(水気上げ下げ)、引き出し(出産)、切る(きっかけ)でまた3つ。
以上8つのご守護に、いざなみ様いざなぎ様で十全の守護です。神名を覚えるのは難しいですが、どのようなお働きかはさほどでないと思いますので、日日に意識していただけると幸いです。
2018年7月【たより】
大教会の機関紙6月号に世話人先生のお話が載っていました。
先生は私が天理大学で学生会の役員をしていた時の、本部学生担当委員会の先生で、ずいぶんご迷惑をおかけしたことを覚えています。
阪神淡路大震災の時、天理中学校の生徒達が呼びかけ、震災の翌々日に12,000個のおにぎりなどを被災地にとどけたという物語がありました。
生徒の熱意を、真実を学校が汲み取り、自衛隊のヘリコプターを要請し実現したそうです。
また、先生の信仰の元一日を振り返り、お道の我々は、元をたどれば親々が、助からないところを助けていただいているのだから、それを思って喜べぬところを喜んで通るのがお道の信仰者の姿とお聞かせくださいました。
夏のこどもおぢばがえりが開催されます。
少年ひのきしん隊に参加した中学生のアンケートを見ていると、必ずと言っていいほど「ありがとうと言われて嬉しかった」と書かれています。今の中学生にとって大部屋での合宿、朝から晩まで炎天下での活動は非常に大変なもので、嫌な思いも少なくないと思いますが、感謝される喜びは、その中でもひときわ輝く経験なのだと感じます。
おぢばには、そんな「人の魅力」が溢れています。
今年もこどもおぢばがえりに、一人も多くの子供達をお連れし、また親子で、おぢばがえりさせていただけたら、親神様、教祖様は大変お喜びいただけることでしょう。
どうぞよろしくお願いいたします。